梅田芸術劇場

ミュージカル『ナイツ・テイルー騎士物語ー』キャスト・あらすじ・原作・公演情報まとめ

2018ナイツテイル梅芸ポスター写真
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2018年9月18日(火)から10月15日(月)まで、梅田芸術劇場にてミュージカル『ナイツ・テイルー騎士物語ー』が上演されます。

Kinki kidsの堂本光一さんと、ミュージカル俳優、歌手、役者など幅広く活躍する井上芳雄さんが共演する今作は、『レ・ミゼラブル』などの演出を手がけたジョン・ケアード氏の最新作。

ミュージカル『ナイツ・テイルー騎士物語ー』は、ジョヴァンニ・ボッカッチョ「Teseida」、ジェフリー・チョーサー「騎士の物語」、ジョン・フレッチャー/ウィリアム・シェイクスピア「二人の貴公子」をもとに、ケアード氏が堂本さん、井上さんのために書き上げた世界初演のダンスミュージカルです。

このページでは、そんなミュージカル『ナイツ・テイルー騎士物語ー』のキャストやあらすじ、原作などの公演情報を紹介しています。

『ナイツ・テイルー騎士物語ー』主要キャスト

ミュージカル『ナイツ・テイルー騎士物語ー』の主要キャストは以下の通りです。

  • アーサイト:堂本光一
  • パラモン:井上芳雄
  • エミーリア:音月桂
  • フラビーナ:上白石萌音
  • シーシアス:岸祐二
  • ジェロルド:大澄賢也
  • ヒポリタ:島田歌穂

なんといっても堂本さん、井上さん、2人の共演が大きな注目を集めている今作品。

プリンスと呼ばれるお二人が、舞台上でどんな化学反応を見せるのかが楽しみです。

『ナイツ・テイルー騎士物語ー』のあらすじ

2018ナイツテイル梅芸ポスター写真

この物語は、いとこ同士のアーサイト(堂本光一)とパラモン(井上芳雄)が恋に落ちた、美しい娘・エミーリア(音月桂)をめぐって決闘するというお話。

アーサイトとパラモンは戦争で、敵国アネテの大公シーシアス(岸祐二)に捕虜として捕えられて牢獄に入れられるのですが、その時、牢獄の窓から見たシーシアスの妹であるエミーリアに恋に落ちてしまいます。

その後、アーサイトは追放されて牢から出られたものの、まだ牢に残るパラモンがエミーリアに近づきやしないかと心配し、一方、パラモンも祖国に帰ったアーサイトが兵を率いてエミーリアを連れ出すんじゃないかと懸念を抱いていました。

そんな中、アーサイトは祖国テーベに戻る途中で、森の楽団を率いるダンス指導者ジェロルド(大澄賢也)に出会います。

アーサイトは名を偽って、ダンサーとして楽団の一員に。その頃パラモンは、パラモンに恋心を抱く牢番の娘(上白石萌音)の手引きによって脱獄に成功。

アーサイトはシーシアスが愛するヒポリタ(島田歌穂)の計らいで、正体を隠したままエミーリアに仕えることになりましたが、シーシアスやエミーリア達と狩猟に出かけた森で、パラモンと再会。

そこでエミーリアを巡って、生死をかけた決闘を挑むことになります。

『ナイツ・テイルー騎士物語ー』の原作

今回、『ナイツ・テイル―騎士物語―』のモチーフとなったのは3作品。

ジョヴァンニ・ボッカッチョ「Teseida」、ジェフリー・チョーサー「騎士の物語」、ジョン・フレッチャー/ウィリアム・シェイクスピア「二人の貴公子」をもとに、ケアード氏が脚色を加えてつくられています。

製作発表でケアード氏もおっしゃっていましたが、話自体は3,000年前の古代ギリシャの古典だったそう。

それをジョヴァンニ・ボッカッチョが中世初期のイタリアに置き換えたのが「Teseida」、100年程経ちジェフリー・チョーサーがイングランドに置き換え「騎士の物語」となった。さらにシェイクスピアたちが400年前のイギリスに置き替えたものが「二人の貴公子」。そして21世紀の日本で初演するのが『ナイツ・テイル』となるのです。

参照:おけぴ「堂本光一さんと井上芳雄さん、2人のトップランナーの願いが帝国劇場で結実!ミュージカル『ナイツ・テイル-騎士物語-』製作発表レポート」

この3つの作品は、それぞれの作者が、それぞれの時代に置きかえて作られたものだったんですね。

そして、21世紀に2人の騎士をモチーフにしたこの物語を作りあげるのがケアード氏。

日本で世界初演の作品を作るにあたり、舞台デザインや衣裳、音楽にも日本の要素を入れたいと語っていらっしゃったので、どんな和のテイストが織り交ぜられるのかにも注目です。

ジョヴァンニ・ボッカッチョ

ジョヴァンニ・ボッカッチョ(1313年~1375年)は、14世紀のイタリアの作家・文学者。

ボッカッチョの代表作は「デカメロン」。ペストが大流行した14世紀のフィレンツェを舞台にした短編小説です。

ペストが蔓延する十四世紀フィレンツェ。郊外に逃れた男女十人が面白おかしい話で迫りくる死の影を追い払おうと、十日のあいだ語りあう百の物語。最高の名訳でおくる不滅の大古典。

参照:Amazon『デカメロン』商品紹介ぺージより

『ナイツ・テイル―騎士物語―』のモチーフとなった「Teseida」の本は見当たりませんでしたが、ボッカッチョの代表作は「デカメロン」はAmazonでも購入可能です。

参考>>>ジョヴァンニ・ボッカッチョ『デカメロン』商品ページ

ジェフリー・チョーサー

ジェフリー・チョーサー(1343年頃~1400年)は、イングランドの詩人です。

チョーサーの代表作は、「カンタベリー物語」。この「カンタベリー物語」は、「枠物語」といって一つの物語の中に、別の物語がいくつか綴られている物語集です。

これはボカッチョの「デカメロン」と同じ体裁をとったもので、チョーサーが以前イタリアを訪れたときに「デカメロン」を読み影響を受けたのではないかといわれています。

花ほころび、そよ風吹きそめる四月、サザークの旅籠で出合った二九人の巡礼たち。身分も職業もさまざまな彼らが、カンタベリーへの道中、順番に話をすることになって―中世イギリス最大の詩人チョーサーの代表作。

参照:Amazon『カンタベリー物語』商品紹介ページより

この「カンターベリー物語」の中の一つに「騎士の話(The Knight’s Tale)」がでてきます。

こちらはAmazonで古本も多数あるようです。

岩波文庫の「完訳 カンタベリー物語」は、「上」を購入すれば「騎士の話(The Knight’s Tale)」が読めますよ。

参考>>>ジェフリー・チョーサー『カンタベリー物語』

ジョン・フレッチャーとウィリアム・シェイクスピア

ジョン・フレッチャー( 1579年~1625年)は、イングランドの劇作家。ウィリアム・シェピア(1546年~1616年)は、言わずと知れたイングランドの有名な劇作家です。

2人は「ヘンリー八世」、「二人の貴公子」、「ガルデーニオ」を共作。

その中の「二人の貴公子」が、『ナイツ・テイル―騎士物語―』のモチーフになっています。

古代ギリシアを舞台に、従兄弟同士の騎士が王女の愛を競い決闘する。人間の運命がもたらす悲哀を謳い上げた5幕の悲喜劇。新たにシェイクスピアの作品と認定された傑作戯曲。

参照:Amazon『二人の貴公子』商品紹介ページより

「二人の貴公子」の原作は、ジョフリー・チョーサーの「カンタベリー物語」。

チョーサーの『カンタベリー物語』の「騎士の話」に出てくるパラモンとアーサイトの物語。そこに、フレッチャーが、パラモンを慕って発狂する牢番の娘の話を付け加えたと思われる。

引用:『あらすじで読むシェイクスピア全作品』河合祥一郎 228ページより

『ナイツ・テイル―騎士物語―』はこれらの作品をもとに、21世紀版の2人の騎士物語として描かれているんですね。

18日から、いよいよ大阪公演が開幕ということで、観劇するのが今から待ち遠しいです!

『ナイツ・テイルー騎士物語ー』製作発表レポート記事

『ナイツ・テイルー騎士物語ー』開幕に関する記事

『ナイツ・テイルー騎士物語ー』東京千秋楽に関する記事

『ナイツ・テイルー騎士物語ー』公演情報

2018ナイツテイル梅芸ポスター写真
日時2018年9月18日(火)~2018年10月15日(月)
料金S席13,500円、A席9,000円(全席指定・税込)
原作ジョヴァンニ・ボッカッチョ「Teseida」、ジェフリー・チョーサー「騎士の物語」、ジョン・フレッチャー/ウィリアム・シェイクスピア「二人の貴公子」
音楽・歌詞ポール・ゴードン
脚本・演出ジョン・ケアード
日本語脚本・訳詞今井麻緒子
振付デヴィッド・パーソンズ
出演堂本光一、井上芳雄、音月桂、上白石萌音、岸祐二、大澄賢也、島田歌穂 他
公式サイトhttps://www.tohostage.com/kt2018/
梅芸サイトhttp://www.umegei.com/schedule/715/index.html
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