宝塚大劇場は、兵庫県宝塚市にある宝塚歌劇団の公演が上演されている劇場。年間を通して花組、月組、雪組、星組、宙組の5組のステージが代わる代わる上演されており、華やかな舞台を楽しむことができます。
一方、宝塚バウホールは宝塚大劇場に隣接している客席数526席の小規模劇場。宝塚の若手や新人演出家の公演が行われることが多く、チケットの料金も宝塚大劇場の公演よりも安く設定されています。
なお、劇場内にはチケットがなくても入れるフリースペースもあり、飲食店やお土産ショップなどを利用することも可能。また、4ヶ月~9歳未満のお子さんを預かってくれるチャイルドルームもあるので、お子さん連れの方でも安心して利用できます。
このページでは、そんな宝塚大劇場のアクセスや駐車場、館内の様子、設備サービス、座席などについて紹介します。
このページの目次
宝塚大劇場(バウホール)のアクセス

宝塚大劇場(宝塚バウホール、以下省略)は、宝塚市を代表する人気の劇場。そんな宝塚大劇場へ電車で行く場合は、阪急「宝塚」駅より徒歩約9分、JR「宝塚」駅より徒歩約10分です。

初めて行くときは少し不安になるかもしれませんが、地面に劇場へのルートを案内する表示や看板もありますし、駅から劇場へ向かう方が多いので、それに沿って歩いていけば分かると思います。
私も初めて行ったときはGoogleマップを片手に歩いていたのですが、何となく劇場へ行くだろうなと感じた方たち(主に女性)に着いていけば、地図アプリなしでも劇場へ向かうことができました。

なお、宝塚大劇場の目の前には駐車場もあるので、車で行くときにも便利です。利用料金は20分200円、当日最大1,000円。車で行けば「宝塚IC」より5分ほどで到着します。
宝塚大劇場(バウホール)の館内・設備について

宝塚大劇場・宝塚バウホールの正面入口を入ってすぐのところは、チケットなしでも入場できるエリア。レストランやグッズショップなどが数軒立ち並び、見どころ満載の通りです。
オリジナルグッズやお菓子を販売しているお店もあるので、「お土産を買って帰りたい」という方はぜひ立ち寄ってみてください。

また、こちらのエリアには宝塚風メイクや、ステージ衣装を着て写真撮影ができる「ステージスタジオ」もあります。「宝塚スター気分を味わってみたい」という方は、体験してみてはいかがでしょうか(メイクなしは7,000円~、メイクありは17,000円~)。

さて、ここからはチケットが必要な有料エリアをご紹介します。チケットを見せて中に入ると、赤じゅうたんが敷かれた大きな階段が来場者をお出迎え。天井はとても高く、開放感のあるエントランスホールです。

階段の右サイドには、上演作品をイメージしたお花が飾られています。今回は『ファントム』の公演時に行ったので、青がアクセントカラーになったシックなアレンジメント花でした。

一方、階段の左サイドにはピアノがあります。こちらのピアノは自動演奏になっていて、上演作品の劇中ナンバーが演奏されていました。

エントランスホールの左側の壁には、上演作品の出演者の写真がずらりと並んでいます。

劇場内は赤じゅうたんと、シャンデリア風の照明が印象的。「THE劇場」という感じがする煌びやかな照明が、劇場に華を添えてくれています。

こちらは劇場内にあるスタンド式のラウンジです。開演前と幕間に利用可能。ラウンジでは、公演をイメージしたデザートも販売しているので、観劇記念に立ち寄ってみるのもおすすめです。

すぐ隣には円形テーブルが並んでいます。幕間は混雑するので、1幕が終わったら早めに移動するといいですよ。

劇場内には自動販売機もあります。売店は混雑することが多いので、ドリンクだけ購入したいときは、こちらを利用するのがおすすめです。
宝塚大劇場(バウホール)の座席表
宝塚大劇場の客席数は、2250席。客席数は多いですが、2階席までしかないため、ギュッとコンパクトにまとまった劇場という感じがします。
大阪にある梅田芸術劇場のメインホールは3階席まであり、天井が高く開放感のあるホールですが、座席数は1905席。この2つの劇場を比べると、宝塚大劇場は舞台と客席との距離がより近く感じられると思います。
なお、宝塚大劇場と隣接している宝塚バウホールの座席数は526席。こちらはより一層舞台と客席との距離が近い、こじんまりとしたホールです。
宝塚大劇場と宝塚バウホールの座席表は、公式サイトで紹介されているので必要であれば事前にチェックしてみましょう。
宝塚大劇場(バウホール)のサービス
宝塚大劇場では、以下のサービスが利用できます。
- 小さなお子さん向けの座席クッションの貸出(無料)
- 双眼鏡の貸出(レンタル料500円・保証料5,000円)
- 音声イヤフォンの貸出(レンタル料500円・保証料5,000円)
- チャイルドルーム(託児所)
- 阪急タクシー無料直通電話(宝塚大劇場チケットカウンターと、インフォメーションにあります)
双眼鏡や音声イヤフォンは劇場改札内の案内カウンターで借りることができます。なお、どちらも保証料は返却時に返してもらえるので、ご安心ください。
チャイルドルーム(託児所)
宝塚大劇場には、お子さん連れの方に嬉しい「チャイルドルーム(託児所)」もあります。場所は劇場向かいの「花のみち」沿い。
チャイルドルームには保育士免許をもった専門のベビーシッターがおり、観劇中にお子さんを預かってもらえます。プレイルームとお昼寝ができるベッドルームも完備。緊急時には席まで知らせに来てくれるので、やっぱり近場にこういった託児所があるのは助かりますね。
- 営業時間:2回公演日 10:00~19:00、1回公演時 10:00~17:00
- 定休日:水曜日(大劇場の公演に準じる)
- 利用料金:大劇場観劇の場合は4時間4,000円(30分超過ごとに600円)、一時預かりの場合は年会費600円、利用時間1時間ごとに1,100円
なお、利用する際は観劇の2日前(一時預かりは前日)までの予約が必要です。
宝塚大劇場の施設情報

住所 | 〒665-8558 兵庫県宝塚市栄町1-1-57 |
---|---|
連絡先 | 0570-00-5100(宝塚歌劇インフォメーションセンター) |
公式サイト | https://kageki.hankyu.co.jp/ |
営業時間 | 公演による |
定休日 | 公演による |
最寄駅 | 阪急「宝塚」駅 |
アクセス | 阪急「宝塚」駅より徒歩9分、JR「宝塚」駅より徒歩10分 |
駐車場 | あり |
客席数 | 大劇場2250席、バウホール526席 |
宝塚関連の記事はこちら


